2020年5月23日、テラスハウスに出演中の女子プロレスラーでタレントの木村花(きむら はな)さんが22歳という若さで死去されました。
最初にこれを知ったとき、このタイミングでお亡くなりになられたということは…もしやコロナ?と思ったのですが、違いました。木村花さんは自ら命を絶ってしまったのです。
しかも、その理由は「テラスハウスでのある出来事」をきっかけにネット上で大量に発生したアンチによる止まない誹謗中傷に心を病んでしまったことが原因だというのです。これが本当だとすれば本当に許せないことです。
アンチが木村花さんに対して行ったという誹謗中傷とは一体どんな内容だったのか、気になったので調べてみました。
木村花さんの訃報に関する報道内容
木村花さんの訃報に関する第一報では、マスコミは「2020年5月23日未明にお亡くなりになられた」ということだけしか報道していません。
女子プロレス団体スターダムは23日、木村花さん(22)が同日に死去したと発表した。
同日、団体の公式ツイッターなどで訃報を発表した。死因など詳細ついては明かされていない。同団体の発表は次の通り。引用:日刊スポーツ
「当社所属選手、木村花選手が本日5月23日逝去いたしました。突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。
詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。
今後につきましてはご親族と相談の上、お知らせいたします。また他の所属選手の心のケアにも努めてまいります。以上」
■元ネタ
- 木村花さんが22歳という若さで亡くなった
- マスコミが第一報では死因について何も言及していない
ということから嫌な予感がしたので、もしかして…と思い調べてみると、残念ながら思ったとおりの内容でした。
木村花さんが亡くなる直前のツイッター・インスタへの投稿内容
現在は恐らく運営によって削除されていますが、木村花さんは亡くなる直前にツイッター(Twitter)とインスタ(Instagram)へ自らが命を絶つことを匂わせる内容の投稿をしています。
インスタ(Instagram)への最後の投稿
ツイッター(Twitter)への最後の投稿
木村花さんは5月23日(土) 3:16にツイッターへ4件連続で投稿しており、恐らくこれが最後の投稿になります。
その中にはリスカで傷だらけになった腕の写真も含まれており、相当思い詰めた様子が感じ取れます。
これを見て異変に気付いた元同僚女子プロレスラーの「カイリ・セイン(宝城カイリ)」さんが警察に通報し、実際に警察が木村花さんの自宅へ出動するという事態にまで発展しました。
時差でアメリカは昼過ぎだったから(日本時間は夜中)彼女のツイートにすぐ気付くことができて、イオさんと一緒に直ちにジャングル叫女とロッシー小川さんに電話しました。
— KAIRI SANE (@KairiSaneWWE) May 23, 2020
きょうなは全力で向かいました。
だけど…
間に合いませんでした
残念ながら一足遅かったのか、みんなの願いが届くことはなく木村花さんは帰らぬ人となってしまいました。
木村花さんの女子プロレスラー仲間から贈られた追悼の言葉
花ちゃん。
— KAIRI SANE (@KairiSaneWWE) May 23, 2020
かけがえのない大切な仲間を失いました。
心にぽっかりと穴があき、この現実を受け入れることが今は難しいです。
今となっては、彼女が苦しむ理由も相談も、誰もきいてあげられない。
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) May 23, 2020
自分を愛してくれてる人のために生きてほしかった。
せめて今度こそ、彼女を愛してくれる人の想いが届いていてほしい。
どうか、どうか安らかに。 pic.twitter.com/mylEnMrAXS
数ヶ月できる限り花のそばにいました
— ジャングル叫女 Jungle Kyona (@junglekyona) May 24, 2020
辛かったね、苦しかったね、
私も一緒に闘った
少しでも命繋げられたかな
最期も声を掛け続けました…
無念でなりません。
綺麗な姿で送ってあげるからね
花の魂が安らいでいきますように
帰り道に見た今年の桜、、忘れないよ
来年はもっと綺麗な花が咲くのかな🌸 pic.twitter.com/GLpWFHQCXn
花、順番が違うぞ!!
— 長与 千種 Chigusa Nagayo (@chigusa8888) May 23, 2020
花はこれからだったんだぞ
老いた婆より先に行くか?
花、平手打ちしたいぞ!バカタレが。虐めた人種は生涯この子への攻め口を背負って生きなさい。因果応報があるならばさ。
花 泣くに泣けないぞ。
いつか また
プロレスしような。
まってろよ。 pic.twitter.com/UUZHEGpiZZ
木村花さんの所属事務所であるスターダム代表のロッシー小川こと小川宏さんによると、木村花さんは亡くなる前に買っていた愛猫を事務所の前に残していったようです。
木村花が永眠しました。花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスがやりたかっただろう。ジュリアとの対決はまだまだ見せたかった。
— ロッシー小川 (@rossystardom) May 23, 2020
私の誕生日には「まだまだ自粛が続くので、今度小川さん邸でご飯作らせて下さい!一緒に食べたいです✨」というLINEをくれた。合掌! pic.twitter.com/gNUKd8vSYk
花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。
— ロッシー小川 (@rossystardom) May 24, 2020
花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。この子猫は花の形見のようだ。だから一層、可愛くも愛おしくも見える。 pic.twitter.com/jBn1EBknSF
自分の命の炎が消えゆくときにもかかわらず、小さな子猫の命に穏やかな眼差しを向けられたのですね。一体どんな気持ちで愛猫とお別れをしたのか…本当に悔やまれます。
インターネット上での木村花さんに対する誹謗中傷の内容
木村花さんをツイッター上で誹謗中傷した人たちもさすがにニュースを見てヤバい!と思ったのか、現在は投稿内容がほとんど削除されています。
しかし、ネット上では既に誹謗中傷コメントの数々がアカウント名とともに拡散されまくっており、今頃は心中穏やかではないことでしょう。
さらに、YouTubeにはかなり酷い内容の動画まで投稿されており、もはやカオスな状態になっています。
ツイッターのアンチコメントNo.1 「SASAKI M@mrk_wawawa」
ツイッターのアンチコメントNo.2「あさみ@07_kdnc」 No.3「エロいマーケター@ポチさん↑」
ツイッターのアンチコメントNo.4「KuMa.@APK69」
ツイッターのアンチコメントNo.5「さくもも@sakura_momo_y」
ツイッターのアンチコメントNo.6「けんけん@dx6N0KFrvv6fPzm」
ツイッターのアンチコメントNo.7「リュウご@takeryu_929」
ツイッターのアンチコメントNo.8「F@bwpey6Kcq7oTpbr」
ツイッターのアンチコメントNo.9「みーりー@fMvK7Xev7KcuWno」
ツイッターのアンチコメントNo.10「リリアン@HDO101025」
ツイッターのアンチコメントNo.11「カッシー」
YouTubeのアンチ動画No.1「人権活動家 真島」
ここからは木村花さんがお亡くなりになられた後に投稿された物ですが、ツイッターでの誹謗中傷コメントのみならずこんな動画まで用意する人がいるなんて…
一体どういう頭の構造をしているのかちょっと信じられません。
本当ならこんな輩たちの顔は見たくもないですが、最低なことをやっている人を皆さんに知ってもらいたくて、あえて載せておきます。
YouTubeのアンチ動画No.2「坂口章チャンネル」
人が一人亡くなっているのに祝杯とは…この人は一体どういう神経をしているのでしょうか。理解したくもありませんが。
炎上商法にしては度が過ぎています。
YouTubeに大量発生するいつものやつNo.1「円城チャンネル」
そして、今回もまた”いつものアレ”が大量に発生していたので、晒しておきます。チャンネル名が「円城チャンネル」とは…明らかに開き直っていて開いた口が塞がりません。
こういう輩もある意味ではアンチとも言えますね。
毎回思うのですが、このような行為は明らかに”ガセ”なので、どうにかして取締ることはできないのでしょうかね。見ているだけで心が痛みます。
YouTubeに大量発生するいつものやつNo.2「坂口章チャンネル」
この人は先ほどの「祝杯」の動画のみならず、こんなものまで投稿していました。もはや頭のネジがぶっ飛んでいるとしか思えません。
ネット上では誹謗中傷を行った人たちに対して「間接的な殺人だ」という意見も多数見られるため、今後警察がこの件に対してどのように対処していくかについて、世間の注目が集まっています。
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